流山市にある花輪城址公園に行ってきたよ!廃城好きにおすすめ

今年初のお城巡りに行ってきましたよ。ななうみです。
今回は、流山市にある花輪城址に行ってきました。日本の中世に存在したお城で、小金城の支城であったと思われます。
場所は流山駅から流山街道を北に進んだところ、車で5分もかからない場所にありますよ。

花輪城とは

花輪城入口の石碑
花輪城は、戦国時代に松戸市にある小金城を本拠地とした高城氏に属していました。
流山市内では深井城・前ヶ崎城・名都借城とともに、高城氏を支える拠点だったと言われています。
一説には高城氏の家臣・平本主膳正定虎が構築したとする説があります。
北面以外の3方を急な斜面に覆われた天然の要害になっています。この斜面を含めた本丸と思われる遺構は現在も確認することができます。
それ以外の部分については周辺が開発されているため、当時の遺構はあまり残っていない状態です。

城址の発掘調査では空堀跡、犬走り跡、土橋が確認されている他、中近世の陶磁類や古銭、板碑が発見されています。
城郭形態としては、2つ以上の郭が連続する直角連郭式の造りであることがわかっています。
高城氏が滅亡した16世紀末には、本城は役割を終えたと考えられています。

その後、近辺にあった西福寺の境内の一部となり、琵琶首観音堂が設置されたようです。
琵琶首観音堂には、観世音菩薩立像が安置されていましたが、現在は市内桐ヶ谷にある西栄寺に安置されています。この花輪城址には琵琶首観音堂があったことを伝える石碑が残されています。
今も、寺の境内として使われている箇所があるようで、隣接した土地に墓地がひっそりとあります。

1989年に花輪城址公園として整備されました。

城址に足を踏み入れてみる

流山街道沿いにあるこの城址は、街道から16〜20mほど高い位置にあり、ちょっとした階段を登る必要があります。
そんなに段数はないものの、ちょっと急だったりするので、見に行く人は気をつけて登って下さいね。(西側の階段が綺麗に整備されているので、こちらの階段を利用することを推奨します)

花輪城の空堀と土橋、橋
花輪城の空堀と土橋、公園として整備された時に作られたであろう橋です。
空堀は、現在は小規模しか残されていませんが、発掘当時は深さ3mほどあったとされているので、もう一段大規模なものだったのでしょう。土橋の大きさは大人二人は余裕を持って通れるくらいの幅がありました。

花輪城本丸
空堀越しに本丸の方を見た図。
奥に東屋があり、その手前に石碑があります。この石碑の部分に琵琶首観音堂が設置されていました。
花輪城として機能していた時の館にあたる部分はどこなんでしょうかね。
館を作るにしても、全体的にちょっと土地が狭い印象があります。この辺り、流山の郷土資料館とかに行けばわかるのかなぁ。。。

琵琶首観音堂跡の石碑
琵琶首観音堂跡にあった石碑です。
「琵琶山観音奉祀碑」と彫られているようです。

琵琶首観音は流山周辺(柏や松戸含む)で広く信仰されていたそうです。

花輪城東側
花輪城の斜面を下って東側。
こちらも公園として整備されています。
このあたりから花輪城を見ると、急峻な斜面であり駆け上がって攻め入るのは厳しいだろうということがわかります。

まとめ

花輪城は小金城を守る支城として機能していました。
現在は周辺の開発が進み、確認できる遺構は小規模となっていますが、急斜面に囲まれた要害であったことは見て取ることができます。
大都市圏の支城は、遺構が残っていないことも多いのですが、こちらは少なからずも確認することができ、非常に重要な史跡なのかなと思いました。
歴史の表舞台には出てこないお城ですが、小さな支城や廃城も興味あるよ!という方は訪れてみては?

施設情報

花輪城址公園
住所: 〒270-0174 千葉県流山市下花輪 千葉県流山市大字下花輪
電話:–
営業時間:00:00~24:00
定休日:なし
駐車場:なし