イラストの背景を簡単に作れるPhoto Dramaticaを試してみたよ

手軽にイラストの背景を描けたらなぁ…ということ、結構ありますよね。
自分で1から描くのもおもしろいですが、SNSに投稿するために必要な場合や、大量に背景を用意しなければいけない場合なんかには手軽な方法が結構助かったりします。
そんな時はPhotoDramaticaという手法を使うことで、写真をイラスト風に仕上げることができますよ。
どんなものか、実際に試してみました。

PhotoDramaticaを使った背景にキャラを合成した図
今回作ってみたイラストです。キャラクターは妻が描いていたイラストを合成させてもらいました。
キャラクター気に入った人は、twitterで妻をフォローしてくれると嬉しいです↓

Photo Dramaticaとは?

まずは、Photo Dramaticaってなんぞ?という話なのですが、あやえも研究所というところが公開している「写真をイラストのように加工する技術」の事を指します。
HDR写真を利用して写実感を薄めてイラスト風に加工する手順が紹介されていて、コツをつかめば誰でも画像を変換できるようになるのが特徴です(ただし色彩感覚や細かな手間のかけ方でクオリティには個人差が出ます)。

基本的な処理の考え方は無償で公開されていますが、さらに踏み込んでクオリティを上げたりする方法はメロンブックス経由で有料販売されていますよ。
僕は、有料版も購入していくつか作ってみています。便利!

写真をイラスト風に変換する

PhotoDramaticaで背景を作成する元素材
今回、素材に使った写真はこちら。
自分で撮影する手間が惜しかったり、撮影に関する知識がない場合はストックフォトや有料販売の写真を利用するなどもできます(各サービスのライセンスはちゃんと調べてくださいね)。
全体的に彩度が低く、落ち着いた雰囲気の(悪く言えば暗い)写真です。

これをPhotoDramaticaのノウハウを使って変換すると

PhotoDramaticaで背景を作ってみた
こうなります!

素材元の写真と比べるとかなり彩度が高く、明暗の差も薄まった印象になりました。
また、今回は手前にイラストを置いてみる予定なので、遠近感を出すためにちょっと写真はボケを強くしました。
制作時間はノウハウを見ながら大体30分ちょっと。

手順は簡単なので何回か試しているうちに誰でも覚えられるようになります。
あとは何回か作っているうちに、自分のイラストに合う色合いなどの感覚を養っていけばもっと時間を短縮できるようになりそうです。ちなみに、あやえも研究所のサイトを見る限りだと1枚当たり10分~20分くらいでできるようになると書いてありました。

キャラクターを乗せてみる

かいわれさんのキャラクターを合成します
今回は、妻が2017年正月用に描いたイラストを重ねてみます。これです。

PhotoDramaticaを使った背景にキャラを合成した図
乗せてみました。
外国の風景に和風の女の子です。なかなかいいシチュエーションですね。
背景のぼかしもいい具合に効いていて、それなりになじんでいるように見えます。
もっと調整をかけていけば、かなり自然な形でイラストになじませることができそうです。

Photo Dramaticaをさらに簡単にする

あやえも研究所のサイトでは、Photoshop以外に3つのツール(有料)を使うとされていました。
フォトレタッチ→Photoshop
HDR合成→Dynamic Photo HDR
レンズゆがみ矯正→PTLens
ノイズ除去→Neat Image

しかし、ツールに特別なこだわりがなければHDR合成も、レンズのゆがみ矯正も、ノイズ除去もPhotoshopひとつで処理を終えることができそうです(Photoshopのバージョンにもよります)。
Photoshopで終えることができれば、さらに早いスピードで画像の変換ができそうですね。

Photo Dramatica – PROは買うべき

Photo Dramatica – PROでは、2980円で以下を手に入れられます。

  • アーティストが表現するような最新の色変換理論と、その実現方法
  • 曇天、夜、室内といった光量の少ない場面でも、より絵のように実現する方法
  • 水彩風表現への対応
  • 美しく、そして簡単なフリンジ(光の際)表現
  • 1枚のjpeg画像を絵のように加工するノウハウ
  • 雨や星空を簡単に追加できる「天候作成キット」付録

そんなに高いものでもないので、どうせ学ぶならがっつりとノウハウを手にしてしまった方が後々のためになるかなと思います。
特に、光量の少ない場面を加工する方法は押さえておきたいポイントです。自分で撮影するにしても、時間や天候によっては十分な光量を確保できないシーンはあると思うので、ノウハウを知っているか知らないかで1枚当たりの生産スピードが大きく変わってくるかと。

無料版にしても、有料版にしてもいずれも有益なので一度試してみるとよいかと思います!

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