作品の盗用に思うこと

think-plagiarism目につかないところでは、比較的昔から作品の盗用というのはあったのだと思います。
しかし、近年のSNSの発達でこういった事案を目にすることが多くなってきました。
近々でまた被害があったようなので、これを期に少し考えてみたいと思います。

近年の盗作被害

今回、目にした事案はこれです。
私は怒ってる!ヒドい写真盗用に遭ったので経緯と対策をまとめてみた!

上の記事では、事件が数件に渡って起きているようですが、紹介されたのは2件です。
1件は個人が自分の作品として公共の場に掲載したケース。
1件は団体(企業?)が無断で利用したケース。
どちらもため息が出るような話ですが、残念ながらこうした話は枚挙に暇がありません。

他人の楽曲を自作として無断転載、バレると自分のバンドに勧誘する34歳。
藤崎空トレパク騒動まとめ「トレパクだが売る」→「売った」
妹のために描いた絵が盗作された。の続き
盗作被害と今後のブログ公開について

僕が知っていて、パッと出てくるものだけでもこれだけあります。
探せばもっとでてくる。

あと、一時期流行っていたパクツイとかも厳密には盗作に当たるのかなと。
思想や意見が入っていないものは、ネタで済むケースが多いと思います。(だからといってよしとしているわけではない)

盗作と近似作品

話を進めるにあたって、今回は完全な盗作に限りたいと思います。
模写とかオマージュとかは話始めると広がりすぎて手におえません。
あと、個人的には似てる作品が出てくるのはある程度仕方ないことだと思っているので寛容になりたい派です。

個人の欲望を満たすために行われるケース

ここ近年で露見するケースが増えているのはこちらかなと思います。
盗作する人の絶対数が企業・団体よりも多いので当たり前ですね。

理由は色いろあると思いますがおおよそ以下の様な感じかなと。
・承認欲求を満たしたい
・金銭に変えたい
・地位向上の足がかりにしたい
・物理的に盗んでいない(詐称ではある)ので、盗んだという認識がない
1番目と3番目は似てるようですが、内面的な利益を得たいのか、外部的な利益を得たいのかは結構違う問題だと思ったので分けました。

どれに関しても「自分の力でやれ」の一言で終わるのですが、まぁそんな感じです。
何に関してもいずれボロが出てろくな事になりませんね。
盗む人はそういうこともわからないのかもしれません。

個人ベースでこのようなケースに及ぶ人は、おおよそ物を作らない人が行うケースが多いように思います。
3番目については、その後を考えていると思うので少しは物づくりをする人かもしれません。レベルは低いでしょう。

・承認欲求を満たしたい→他人の力で得られた承認は本当に嬉しいのでしょうか。上辺だけの喜びな気がしますね。
・金銭に変えたい→借金という形にはならない借金を背負ってるみたいなもんです。露見したら稼ぎ以上に絞られると思います。
・地位向上の足がかりにしたい→次につながらないですよね。おおむね。
・物理的に盗んでいない(詐称ではある)ので、盗んだという認識がない→幼稚園からやり直しましょう

企業、団体によって引き起こされるケース

こちらはいろいろな原因が考えられると思います。
多くないと(信じたい)思いますが、なくはないです。
以前秋葉原の某お店で友人の書いたイラストが勝手に店内のPOP的な?ものに使われていました。クレジットはありませんでした。

以下、考えられる原因です。
・クリエイターが何かしらを作成する際、素材として使った作品の利用規約を確認していなかった
・意思決定者や上司にあたる人が上記の状態の際に、素材の正当性の確認をしていなかった
・使えるものはなんでも使って利益にする思想がある

他にもいろいろ考えましたが、要はクズい理由しか出てきませんでした。
しっかり確認して、しっかりやったら問題ないはず。という当たり前の答えしか出てこなかったので思考停止しました。
基本的には担当者がどう動いたかに左右されるところが大きいかもしれません。
が、組織である以上きちんと管理する必要があるので上位職の人は言い訳できませんね。
これが、制作会社から上がってきた成果物だとしたら依頼した方はたまったものじゃないと思います。

多くの人が気づいていますが、社会に出たからといって社会人全員がまっとうな人間ではありません。注意しましょう。

・クリエイターが何かしらを作成する際、素材として使った作品の利用規約を確認していなかった→確認しましょう。
・意思決定者や上司にあたる人が上記の状態の際に、素材の正当性の確認をしていなかった→確認しましょう。
・使えるものはなんでも使って利益にする思想がある→潰れてください。

盗用されない方法

データになっているものは、完全に回避する方法が難しいかもしれません。
クレジットを画像内や文章内に入れていたとしても、消される可能性があるため難しいですね。
音楽に至っては本当に難しいと思います。楽譜?とかの元データを持っているかどうかにかかってくるのでしょうか。

写真の場合はできるだけ高精細な画像をアップしない。
イラストや絵画の場合は元データ、元画像を取っておく。
楽曲の場合も元データを取っておく。

今日の発見、気づき

盗作については以前から話題になっているのに、案外減らないものですね。
もう少しわかりやすい、明確な抑止力があると違ってくるのかもしれません。