
こんにちは。ななうみ(@nana_u_mi)です。
今回は、2021年8月時点の資産額を公開していこうと思います。
わが家は夫婦2人暮らしで、どちらもフリーランスとして活動しているので

といった疑問を持つ人の参考になると思います。
日本の一般的な資産額データも交えつつ、
- 資産形成の考え方
- 資産額の推移
- 投資の手法
なども触れていきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

動画もあるので、動画で見たい人はこちらをご覧ください。
資産額公開
2021年8月の純資産は3171万円でした。
純資産というのは資産から負債を引いた額のことです。
例えば、マイホームなんかはよく資産だと言われますがローンを払っているのであれば、キャッシュフローはマイナスなので負債となります。
また、マイホームを売った場合も、基本的には買った値段よりも売った値段は下がっているはずなのでそういった意味でも、プラスの金額には数えられないというわけです。

ここで気になるのが30代の資産額が一般的にいくらなのか?ということですが、こちらがその図になります。

僕は30代で2人以上世帯に入るので、平均額は529万円、中央値は240万円ということになります。
一般的な同世代と比べれば資産を貯めれている方というのがわかります。
資産額と幸福度は直結しないので他人の資産額と比べても仕方ないのですが、
- 自分が行ってきた努力が報われているかどうかのバロメーターになる
- 社会一般の金銭感覚を失わないため
これらのために、定期的にチェックするようにしています。
特に社会一般の金銭感覚を身に付けておくのは大切で、これは僕が中央値以下の資産しかもっていなかったとしても、確認していると思います。
自分の金銭的価値観と社会の金銭的価値観が不一致の場合、何かしらの改善点が見つかる可能性があるからです。

資産の内訳
僕の資産の内訳はこんな感じになっています。

株式に45%、仮想通貨に2%弱、それ以外は現金的な資産となっています。
小規模企業共済はフリーランスの退職金積み立てができる制度で毎月7万円入れてますね。
入れた金額分、所得控除されるのでフリーランスの人は入っていた方がいいかなと思います。
今はキャッシュポジションを厚めにしている状態ですが、その理由は
- 米国でテーパリング(量的緩和の縮小)が始まると株価が下がる
- いやいや下がると言っても限定的だよ
といった感じで、様々な意見が錯綜していて何が真実かわからないからです。
なので、わからない以上はアクセルを踏みすぎずに様子を見ておいて、チャンスがあれば資金を投下しよう。という感じです。
このチャンスというのは僕としては
- 短期的な下げで安価に購入できるタイミング
- 長期ホールドしてもいい銘柄が許容できる価格帯になったら
という感じでいます。
何が真実かわからない、というのは上がるのか、下がるのかどっちとも言えないということなので、完全にブレーキを踏むというのも違うかなぁという感じで考えています。
保有株の内訳
保有株の内訳はこんな感じになっています。

株の約50%が不動産セクターとJ-REITで占められています。
その次に金融関連のセクター(銀行業、その他金融業)が25%ということで、おおよそ3つのセクターで75%を占めている状態ですね。
セクターの分散割合が悪いと思っているので、今後は他のセクターを買っていくことでリバランスしていきたいと思っています。
今保有割合の多い資産を売却してリバランスしないのは、僕なりにタイミングやスクリーニングをかけて厳選した銘柄を持っていると思っているからです。
厳選して保有した銘柄を安易に売るのは、資産形成で狙った成果がでなくなる要因になると思っています。
売る場合は3パターンで
- 10年の配当金分株価が値上がった場合(増配とかもあるから必ず売るわけではない)
- 銘柄に投資した理由が消えたら
- 他に投資したい銘柄ができて、資金を確保しなければならない場合
これらになると思っています。
僕が個別株を買う時の指標などはこちらにまとめているので、あわせてご覧ください。
資産形成と運用方針
ここで僕の資産形成の方法と運用方針について軽く触れておきます。
僕は、収入を増やして安全に資産運用するスタイルの投資をしています。
人生において最大の資本は自分自身だと思うので、自分が月々に稼ぐお金を最大化することがまずは大切だと思っています。
その稼ぎを元に、極力安全な資産運用をするというイメージです。
なので、20代で1億!とかそういう派手さはないですが、多くの人にとって目指せるモデルだと思いますし、再現性も高いと思います。
そんな運用方針で資産形成をしていますが、今年の1月末の資産額は2304万円でした。
7か月で900万円近く増えたことになります。
わが家の平均的な月の売上は100万円程度ですから、生活費の支払いや税金の支払いなどありつつも、売上以上に資産の増加ができたことはとても良い成績だったと思っていいのかなと思います。

入金力を高めるという話をすると、能力があるからいい大学を出たから収入が多くて入金力が多いんでしょ?と思う人もいるかもしれません。
ですが僕は
- 自分が特別高い能力を持っているとは思っていませんし
- そもそも大学には入学すらしていません
収入が多くなったのは、収入が多くなるための努力と場所を模索し続けた結果なんです。
現に、10年ほど前の27歳の時には手取り24万円程度でしたし(ボーナスは雀の涙)、貯金も100万円なかったりで全然お金に余裕がなかったんですよね。
でもそこで諦めずに、当時勤めていた会社で
- 求められることは何か?ウィークポイントは何か?を考えて
- 考えたポイントを補うための行動をとって
- 評価されるように仕込んだり
といったことを、じっくりと続けてきたんです。
フリーランスになってからも2年に1度は
- 単価交渉
- 中抜き
などの行動を起こして、実入りをよくすることを実践しています。
当然、それに見合った働きをするために自分のスキルや能力、視座を高める事を続けてきた結果として、今の収益やポジションがあるのだと理解しています。
何事も、自分の可能性を諦めずに努力を継続していくということが大切だと思います。
この点は、多くの人に知ってほしいなと思っています。

資産が増えた要因
売上以上の資産の伸びができた要因としては、なんだかんだいいつつも相場の調子が良かったこと。
これに尽きると思います。
それ以外でいえば
- 株価が落ちた時にも狼狽売りをせずにじっくりと保有し続けたこと
これかなぁという感じです。
- 取引回数が少ないほど手数料はかかりませんし
- 下手に利確や損切りをしないからこそ長期的な相場の上昇にありつけた
と考えています。
よく、投資の世界では最も投資成績が良いのは死んでいる人の口座なんていいますが、気絶力は大切なんじゃないでしょうか。
資産運用はできるだけ安全にということでやっているので爆発的な資産の伸びはありません。
でも、ただ貯金しているだけというのでは絶対に得られないリターンが投資にはあります。
このリターンを得られた時は、投資をやっていて本当によかったなと思うところです。
とはいえ株式は結構値が上がっているので、どこかで暴落が来れば資産額はまた2000万円代に落ちたりするかもしれません。
注意深く相場を見守りながら、引き続きがんばりたいとおもいます。
元本割れだけは避けたいよね。
目標までの道のり
僕の目標はFIREできる状態の資産を保有することです。
こちらの記事でも解説しましたね。
FIREも
- つつましく
- 欲を持たずに暮らす
というよりは、今の満足できている生活レベルを維持することを是としています(満足できる限りは支出を徹底的に抑えます)。
なので、目標額はだいたい1億5000万円と結構高めなんですよね。
おそらく、完全にFIREするとなったら
- 所得税や住民税はぐっと下がるし
- 事業に必要な支出もなくなるので
1億5000万円も必要ないのかなとは思いますが、働き続けながらFIREできるだけの資産を保有することを考えれば今の支出ベースで計算しておくのが安全というものです。
今の資産額の伸びだと10年くらいかかる想定なので、もう少し入金力を上げたりしたいなって思っています。
とりあえず年内は目指せ純資産額3500万円ということで、狙いを定めています。



FIREと一口に言っても目的が違えばゴールも違うんですね。

ということで、今回の解説は終わりたいと思います。
この記事の内容が、少しでもみなさんの役に立てばうれしいです!
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最後まで読んでいただきありがとうございましたー!またねー!