【高配当株】ポートフォリオの銘柄を組み換えをする時の考え方と注意点

【高配当株投資】銘柄組み替えの考え方と注意点

こんにちは。ななうみ(@nana_u_mi)です。

研修生
高配当株投資で、せっかく投資した銘柄を売って、他の銘柄を買うのはありなのかな??基本的に保有し続けるのが王道だっていうし…悩むなぁ

こんなことを感じている人向けの記事になります。

2021年8月末から日本株の上昇相場が始まって

  • 他の銘柄を物色したい
  • 保有した銘柄を利確したい
  • 保有銘柄よりもよさそうな銘柄に乗り換えたい

こういった思惑がさまざま渦巻いていると思うので、僕なりの考えを解説していきます。

結論から言えば、銘柄を組み替えるのはアリだと思っています。

この記事の後半では、9月になってから僕が実際に組み替えた銘柄も紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

先輩博士
ポートフォリオの銘柄を組み替えるときに考えるべきことや、高配当銘柄ならではの注意点もあるぞ。しっかりチェックしていこう。

Youtubeにも動画を載せているので、動画で見たい人はこちらからご覧ください(チャンネル登録してくれたら嬉しい!)。

高配当株投資で銘柄の 組み替えがOKな理由

さて、まずは高配当株投資のポートフォリオで銘柄の組み替えがOKな理由を見ていきましょう。

それは、投資に回せる資金が有限だからに他なりません。

資金が無限にあるなら、欲しい銘柄があったときは組み替えなんて検討せずに、追加購入すればいいはずです。

限られた資金の中でポートフォリオを組むなら、よりパフォーマンスの高いものにしたいですよね。

高配当株投資の基本は長期保有であるものの、より愛せる銘柄があるのであればそっちをに乗り換えるのは合理的だと考えます。

研修生
そもそも無限に資金があったら投資しないまでありますけどね…

銘柄組み替えの動機と考え方

では、どんな時に銘柄組み替えを行い、どんなことに注意しなければならないのでしょうか?

動機

まずは銘柄組み替えの動機についてですが、基本的にはより愛せる銘柄を見つけた時になると思います。

  • 直近値下がってきたから不安になって売却する
  • 保有銘柄が値上がったから売却する

こうした不安や欲に負けて売却することのいいわけに、銘柄の組み替えをするというのでなければいいと思います。

もちろん、自分が決めている投資ルールに沿って値上がり銘柄を売るなどはOKです。

でもそれは売買ルールに従った行動であって、いずれも銘柄の組み替えとは異なりますよね。

ルール上売却する銘柄があって、代わりに買える銘柄があるというのが重なることはあるかもしれません。

しかしそれは売却時のルールと、購入時のルールが同タイミングに重なったというだけで、組み替えとは違う話だと思うんです。

なので、そういったルールの混同が起きなければよいと思います。

いずれにしても、一時の欲にまかせて銘柄を動かすのは

  • 売買手数料もかかりますし
  • 銘柄選定の検討コストも馬鹿にならない

という点は、押さえておきたいポイントですね。

ちゃんと論拠や根拠を持ってより愛せる銘柄に組み替えるようにしたいですね。

先輩博士
あくまでルールに則ってトレードするのが基本だと思うぞ。一時の感情でルールをないがしろにすると、成績の再現性が低くなってしまうんだ。

考え方

当然ですが、銘柄を組み替えるには

  • 何を買うか
  • 何を売るか

この2つを考えなければなりません。

高配当株投資であれば分散投資をある程度はやっていくことになりますから、買う銘柄のセクターを考慮しながら売る銘柄を選ぶ必要があります。

今ポートフォリオにある銘柄は、どれも愛せると思って買ったはずですから

  • どれを売るのか?
  • いくつかの銘柄を部分的に売るのか?

という売り方含めて、銘柄組み替え後のポートフォリオのバランスを考慮して考えましょう。

売るときの観点としては

  • 現在値
  • 配当利回り
  • 将来性
  • ポートフォリオのバランス

などがあげられます。

僕としては将来的にまだ株価が上がったり、配当利回りが上がったり(増配)するのか?という点を見ていくのがいいと思っています。

現在の配当利回りも重要ではあるのですが、長期保有をベースに考えるなら数年先により大きな果実となっているものを手元に残したいですよね。

複利で資産を増やすと考えた時は、下の図のように資産額が大きくなるほど伸び率も高くなります(この図は後半5年刻みになってるのでここまで劇的じゃない点に注意)。

出典:やさしい株のはじめ方

ですから、

  • 将来にわたって業績が安定している会社なのか?
  • 増配の可能性のある会社なのか?

といった点に注目すべきだと思います。

直近の配当利回りを気にするよりは、将来の利回りを気にした方が最終的には多くの資産増加が見込めると思いますし、直近で言えば利回りなんかよりも入金力を気にしている方が合理的だと思います。

あとは、数日後に入金できるのがわかっているという状況であれば、いったん値下がりそうな株を売却して組み替えてしまって、入金できた後に売却株を買い戻す。という手段もあると思います。

未来は誰にもわからないので、このような動きをして確実に得をする保証はないのですが、考え方としては持っておいていいかなと思います。

研修生
ふむふむ…単純に銘柄のよしあしだけじゃなくて、ポートフォリオ全体としてのよしあしも考慮した方がいいんですね。

注意点

すでに、いくつかの注意点も話をしていますが

  • 一時の欲に任せた銘柄組み替えはNG
  • 売却益が欲しいというのが理由で銘柄組み替えをするのは、高配当株投資ではないのでNG

という感じでしょうか。

短期的な値動きは読みづらい一方で、今手元にある銘柄はよほどのことがない限り期待通りのリターンを提供してくれます。

確実性も考慮したときに、本当に短期の利食いをすることがリスクとリターンに見合っているのかは慎重に見極めたいところです。

とはいえ、高配当株投資をやっているけれど短期的な売却益を得るというのもエッセンスとして取り入れたい。

こういうニーズがあることは理解しています。僕も短期的な売買をすることはありますし、同様のニーズを持っています。

そういう時は、無理に保有している高配当株を売却して短期トレードを始めるのではなく、短期トレード用の資金を用意してはじめるのがいいのではないでしょうか?

みなさんが持っている高配当株というのは

  • 時間をかけてスクリーニングし
  • 企業分析をして選別し
  • タイミングを見計らって購入した

希少価値の高い銘柄だと思います。

すでに保有している銘柄が貴重なものであるという認識を忘れずに、それを手放してでも愛せる銘柄なのか?というのは、株の組み替えをするときには確認したいところですね。

僕が行った銘柄組み替え

9月に入って初めて高配当銘柄の組み換えをやってみました。

まず売却したのはスターアジア不動産投資法人(3468)でJ-REITです。

そして購入したのが三井住友フィナンシャルグループ(8316)になります。

以前から僕のブログを見てくれている人には

「おいまた銀行業じゃないか?以前の資産公開でポートフォリオをリバランスするって言ってたじゃないか」

と言われてしまいそうですが、ポートフォリオの約半分を占める不動産セクターを減らして、銀行業を増やしたのでバランスとしては多少マシになったという理解をしています。

今回の組み替えはポートフォリオのリバランスを目的としていないので、欲しい銘柄を手に入れつつ多少リバランスできるなら御の字という認識です。

J-REITは4口保有していたのをすべて売却し、値上がり益は税引き後3,209円。

まだ入金されていませんが、保有期間に権利確定した分配金が税引き後4,656円ある予定です。

合わせるとプラス7,865円という結果でした。

4月に購入して約半年間の保有でしたが、売却益と配当益を合わせて3.5%プラスになったので個人的には満足しています。

ただしJ-REITは株式とは異なる安全性があるので、将来的にまた保有したいなと思っています。

そして、三井住友フィナンシャルグループを買った理由は3つあって

  • 長期金利が上がりそうな気配があること
  • 累進配当方式といって基本的に減配しない方針であること
  • 去年を除けば近年は毎年10円ずつ増配していたこと

これらがあげられます。

これらの特徴を見たときに、J-REITと引き換えてもいいなと思える配当方針や利回りだったんですよね。

現在の配当利回りは5%届かないくらいなのですが、将来的な収益率はJ-REITよりも高くなる可能性があるので組み替えを行ったという形になります。

リスクを理解してポートフォリオを最適な形にしていこう

ということで、高配当株の組み換えはありかなしかということで話をしてきました。

個人的には目先の利益ではなくて、中長期的により成長できるポートフォリオを目指して銘柄を組み替えていくという事であればありだと思います。

組み換えの過程で値上がり益を取り込めるなら、多少なり資金効率も良くなるはずです。

高配当株投資をやられている方は、取り入れられる部分があればぜひ参考にしていただければなと思います。

研修生
なるほど~
目先のことではなくて長期的な視点で物事を考えた方がいいんですね!
先輩博士
高配当株投資というのは、ホールドして配当を貰うのが王道だ。短期的な売買を繰り返すのはそもそも高配当株投資ではないから、それなら最初から値上がり益の最大化が狙える銘柄を買い向かった方がいいだろう。

ということで、今回の解説は終わりたいと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございましたー!またねー!

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのUIデザイナー。情報設計と構造整理が得意。制作会社の執行役員を経て独立。 現在は技術書執筆やYoutubeで活動中。デザイン、Youtube、株式投資、社会制度の話題が多めです。 拙著「誰でもつくれる!UIデザイン入門」発売中