【あるある】フリーランスならではのデメリット7選と対策を紹介【気にする必要なし】

【フリーランスあるある】独立するデメリット7選(結論:心配の必要なし)
研修生
フリーランスは自由な働き方とかメリットがよく謳われてるけど、デメリットもあるんじゃないですか?

こんにちは。ななうみ(@nana_u_mi)です。

僕は2021年にフリーランスになって6年目となったデザイナーです。

今回は僕の経験も踏まえつつ、上記のような疑問に答えていきたいと思います。

フリーランスには

  • 会社行事への参加など煩わしいことがない
  • 成果を出した分だけ収入が増える
  • 仕事での裁量が非常に大きい

といったメリットがある一方でデメリットもあります。

よくいわれるのは

  1. 収入が不安定
  2. 社会保険料が全額負担になる
  3. 仕事とプライベートのメリハリがない
  4. スキルアップできる環境がない
  5. 孤独感がある
  6. 税務申告や経費の計算などをやらなければならない
  7. 社会的信用がない

などでしょうか。

ですが、結論から言うとこれらはまったく気にする必要がありません

それどころか、デメリットと言われるこれらは考え方次第ではメリットにもなるんですね。

どういうことかチェックしていきましょう。

先輩博士
何事もいい面・悪い面の2つが必ずあるものだ。しかし、考え方次第では悪い面をいい面だと捉えることもできるぞ。

フリーランスのデメリット7選

収入が不安定

フリーランスの代表的なデメリットのひとつだと思います。

独立するとなったときに、最大の障害だともいえるでしょう。

収入が不安定になるデメリットは確かに存在していますが、不安定になる理由はかんたんです。

  • 言い値で仕事をしてしまう
  • 仕事の受注にむらがある

この2つのどちらかしかありません。

言い値で仕事をしてしまうと、稼働だけかかって月に売上たい金額を達成できなくなる可能性があります。

こうした状況に陥らないためには、自分が付きにいくらの金額が必要なのか、そのためには時間当たりいくら程度の仕事をしなければならないのかを意識する必要があります。

安請け合いして、時間だけ取られてデスマーチ…なんてのはよくある話ですが、自分の生活を守りたいならそういった顧客からの仕事は断る勇気も必要という事です。

研修生
でもせっかく依頼するかもしれない人の仕事を無碍にすると、次につながらなくなってしまうんじゃないですか?
先輩博士
みんなそう思って仕事を受けてしまうんだが、将来もずっと安値で割に合わない仕事を続けるつもりか?安値で依頼してくる人が高いお金を払ってくれるようになる事はかなり稀な例だぞ。

もうひとつ、仕事の受注にむらがある場合は「単発の仕事に依存しすぎ」な状態だと思います。

単発の仕事は当然、短期間に終了するものが多いですから、自分が稼働できるタイミング+依頼が来るタイミングが重ならなければ受注は難しいです。

タイミングがずれれば

  • 忙しくてこれ以上稼働できない時に依頼が来たり
  • 暇なのに依頼が来なかったり

といったことになりかねません。

そんな時は、定常的に業務がある業務を確保しておくことが対策になります。

定常的に業務があるとフリーランスの特権である「自由な時間」を楽しめないと思うかもしれませんが、そもそも

  • 単発仕事を断続的に受けていれば自由はない
  • 自分が働きたい時間、休みたい時間を自分の裁量で決められることに変わりはない
  • 長期で休みたいならそもそも単発でも定常的な業務でも調整すればいい

ことに何の変りもありませんから、意味のない不満だという事になります。

定常的な業務を抱えることで、

  • 月々に必要な最低限の収入を確保しつつ
  • 単発案件をがんばった分だけ余裕資金になる

という形で、攻守のバランスが取れた事業を展開することができます。

研修生
なるほど!バランスが取れた仕事の取り方なら、不安は小さくなりますよね!

それに、フリーランスというと「受注業」に意識が向きがちだと思いますが、何も仕事は受注ばかりではありません。

  • 自分でサービスや商品を育てて金の生る木を作る
  • 常駐といった形である程度取引先の会社に深くコミットする

こうした事業プランだってぜんぜんありえるので、フリーランスとしてどんな生活や活動をしたいのかを考えてみるといいんじゃないかと思います。

不安定なのは事業の構成バランスが悪いというのが原因なだけで、フリーランスだから不安定というわけではなんですね。

社会保険料が全額負担になる

実は会社員は、本来個人が支払うべき社会保険料を会社が半額支払ってくれています。

フリーランスになるという事は雇用主がいなくなるわけですから、全額自分で支払う必要が出てきます。

先輩博士
給与明細をみて社会保険料高いなぁ…と思っていた人は、その金額が2倍になることを想像してみてほしい。結構つらいぞ。

対策がなくはないのですが、

  • 自分で会社を作って標準報酬月額(ざっくり毎月の報酬だと思ってください)を最低限にする
  • 会社員としてのポジションを社会保険料が折半になるギリギリの量だけ残して独立する

この2パターンかなと思います。どちらも結構ハードルが高いですよね。

自分で会社を作って標準報酬月額(ざっくり毎月の報酬だと思ってください)を最低限にする」は会社を作って、会社からの報酬を最低限にしてそもそもの社会保険料を抑える対処法です。

社会保険料は

  • 会社員とフリーランスの収入を合算して考えない
  • 会社員である限り、会社員の社会保険料適用が優先される
  • 社会保険料は標準報酬月額によって決まる

というルールがあるので、自分で会社を作って報酬を減らすことで労使折半のどちらも支払うけど、そもそもの支払額を抑えることが可能になります。

ただ、フリーランスとして数年事業をやってきた人ならともかく、これからフリーランスになろうという人が社会保険料を抑えるためにいきなり会社を作るのはハードルが高いでしょう。

また、会社でやっている事業とフリーランスとして個人でやっている事業は別物にしないといけないので、そうした面でも最初からこの方法は使いづらいんじゃないかなぁ…と思います。

研修生
会社を作るのでも数万円以上のお金がかかりますし、会社ってたとえ赤字でも毎年数万円支払わないといけないんですよね?そう考えると二の足踏んじゃいますね…

会社員としてのポジションを社会保険料が折半になるギリギリの量だけ残して独立する」のは、例えば今所属している会社を時短勤務などにしてもらって、会社員としては在籍しつつフリーランスとして活動する時間を増やすという方法です。

自分で会社を作るよりは労働環境を相談ベースで決められるので望みがあるかなと思います。

ただ、そもそも相談に乗ってくれる会社がどれだけあるのかという話や、役職を持っている人はおそらくやりづらいだろうという事で、ハードルそのものはやはり高いんじゃないかなという気がします。

社会保険料を会社に折半してもらうには

  • 週の労働時間が20時間以上あること
  • 31日以上の雇用見込みがあること

この2つの条件を満たす必要があるので、1日8時間の労働を想定した場合、半分は会社で仕事をすることになります。

この状態をフリーランスと呼べるかどうかは、みなさんが自分のフリーランス像をどのように描いているかにもよるので考えてみるとよいでしょう。

事業の安定性を確保しながらフリーランスとして活動することを考えると、個人的には「実現できるならあり」な範疇じゃないかなぁという気はします。

仕事とプライベートのメリハリがない

自宅をそのまま業務スペースとして使うという場合に多いのですが、仕事とプライベートのメリハリがなくなるという問題があります。

自宅で仕事をしていると、いつまでも仕事ができてしまう(その逆もしかり)ので仕事かプライベートどちらかまたは両方に支障をきたす場合があるようです。

人によってこれがどのくらい大きなデメリットになるかはわかりませんが、くっきり仕事とプライベートを区切りたいと思っているかどうかは胸に手を当てて考えてみてもいいでしょう。

研修生
仕事は楽しいけれど、休む時は仕事を忘れてゆっくり休みたいかも…?

対策としては

  • 切り替え上手な人間、もしくは切り替え不要な人間に進化する
  • 物理的なオンオフを切り替えられる環境を用意する

の2パターンが考えられます。

個人的におすすめなのは前者です。前者を目指しつつ、できない間は環境整備で対処するがいいと思っています。

仕事とプライベートのメリハリがなくてきついという人は、本当はメリハリをつけたいのに

  • 休みの時に連絡が入るとつい対応してしまう
  • 休みの日は完全に仕事を忘れて遊びに没頭してしまう

こういう癖があるんじゃないかなと思います。

そんな人は

  • 休んでいるときは連絡が入っても返事をしない
  • 休みの日でも何か発見があるかも、という気持ちで望んでみる

こんなマインドで臨んでみるといいかもしれません。

連絡が入ったとしても対応しなければ、それで終わりです。休みは休みとして利用できます

何か発見があるかもと思っていると、ふとした時に仕事のタネやアイディアが浮かんだりします。半分仕事スイッチ入れておくみたいな感じですね。

こうした取り組みを続けていくとオンオフのスイッチ切り替えが上手な人、もしくはスイッチの切り替えが必要ない人に慣れるんじゃないかなぁと思います。

先輩博士
フリーランスは個人がその事業の全責任と全裁量を握っているから、自分が望むように行動していいんだ。自分に合うやり方を模索していこう。

上記のようにできない状態の場合は、物理的な環境を用意するという事も有効です。

自宅の1室を仕事部屋として利用し、業務が終わったらそこから退出する。とか、物理的な環境を整備することで気持ちを切り替えやすくなるでしょう。

環境が行動を作るので、有効な手段だと思います(ワンルームの人は難しいですけど)。

スキルアップできる環境がない

フリーランスになると会社が用意してくれたようなスキルアップできる環境がなくなる場合があります。

  • 業務を通した学びと成長
  • 業務時間後のセミナーや勉強会

などです。

これが、意外としんどいと感じるケースがあるようなので、自分は「環境が用意されないと学べない人間なのか」は考えてみた方がいいかもしれません。

研修生
業務後に別の場所に移動しなくてもオフィスで知見共有できたりするから、会社でやってる勉強会とか何気に便利なんですよね。

フリーランスは受注した仕事を正常な状態で納品する事の全責任を自分が負います。

そのような場合、納品できなくても仕方ないけど勉強のためにこの案件やってみるか~なんていう行動はとれないでしょう。自分が今持っているスキルで無事に納品までたどり着けるものを受注するはずです。

その意味では、フリーランスである以上、業務を通じた学びというのは大きく期待できないと言えます。

しかし、対処法は存在しています。

フリーランスの事業の裁量はすべてフリーランスにあるのも事実ですから、労働時間を短くして、その分学習に充てることで学び続けることが可能です。

会社で主催していた勉強会なども、オープンに開かれている勉強会に参加するといったことにシフトすることはできますから、まったく機会がないという事でもないと思います。

先輩博士
結局、環境のせいにして自分が成長しない事の言い訳をするかどうかなんだ。

孤独感がある

「ずっと一人で作業しているから、人との接点が少なくて孤独感がある」

フリーランスのこんな話を聞いたことがある人も少なく成りでしょう。

これも人によって感じ方は様々だと思いますが、確かに人間関係が希薄化しやすいのは事実だと思います。

  • 仕事上のコミュニケーションはあるがテキストベース
  • Face to Faceの機会が少なく所属感を感じづらい

といったことが原因として考えられます。

研修生
私、仕事はいろんな人と会話しながらいいもの作りたいと思ってるので、コミュニケーションが薄いのは嫌かもしれません。

ただこれが、そのままデメリットになるかというと必ずしもそうではないと思います。

例えば、職場にコミュニケーションを取るのが嫌な人がいる場合などは、逆に距離を置けて良かったと思うかもしれません。

個人の指向性とおかれた環境や状況によってメリットにもデメリットにもなり得ることは覚えておきましょう。

そのうえで、対処するのであればフリーランスの仲間を作っておくという事が有効だと思います。

コミュニケーションが希薄というのがフリーランスの抱える悩みだとすれば、多くのフリーランスが同じ課題に頭を悩ませているはずですよね。

そんな人たちと繋がって、業務時間に雑談チャットや出入り自由な通話部屋とかを用意できていれば、コミュニケーションは担保できると言えます。

同じ業務をしている人とのコミュニケーションが希薄で辛い、という事であれば月に1度は顔を合わせてランチをしましょう。といった習慣を作ってもいいでしょう。

先輩博士
フリーランスは成果を出していればその間なにをしていようがフリーランスの自由であることが多い。自分の課題は自分で改善できるようにアイディアを出していこう。

税務申告や経費の計算などをやらなければならない

会社では、経理などの業務は専門の人が担当してくれていましたよね。

しかし、フリーランスになると自分のタスクとして経理・確定申告などが降りかかってきます。

これは、慣れていないうちはかなり面倒です。

  • 理解するのに一苦労する
  • 理解した後も経理はやっぱり手間がかかる

こうした問題から、純粋に業務量が増えると思っていた方がいいです。

ただし、これは考え方次第ではデメリットだとは言い切れません。

たとえば、小規模事業者が経理などで躓くポイントを理解していれば、そうしたサービスを提供している会社の力になれるかもしれません。

または経理の知識が付くことで、金融リテラシーが上がりよりよいお金の使い方ができるようになるかもしれません。

先輩博士
手間は増えること間違いないが、普段知るきっかけもなかったような知識を手にするチャンスだと考えれば、デメリットとは言い切れなくなるぞ。

一度覚えてしまえばさほど難しいことではないですし、いざとなればお金を払って税理士に経理をお願いすることもできます。

経理を自分でやらない分の費用は、業務でより稼ぐ必要が出てきますがそれも事業のメリハリだと考えればよいでしょう。

自分でやるべきこと、誰かに任せる事をジャッジする機会とかんがえれば、これまたデメリットとはいいがたいと思います。

研修生
何事も経験値だと思えばメリットになりますよね!簿記とかわかるようになると、家計管理にも役立ちそうです☆

社会的信用がない

フリーランスは会社員に比べると社会的信用がありません。

なぜかというと、前述した通り事業の安定性が低いとみなされているからです。

そのため

  • 引っ越すときに審査が通らない
  • クレジットカードを作りたくても審査を通らない

といったようなことが、起こります。

ただし、これはあまり悲観することはなくて

  • 事前に引っ越す
  • 事前にクレジットカードを作っておく
  • ちゃんと納税して安定した収入の実績を作る

などで対応可能です。

事前に引っ越すのは良し悪しに是非があるかもしれませんが、年会費無料のクレジットカードを作る分には会社員時代に作っておけば、フリーランスになってからも使うことができます。

また、ちゃんと納税しているという事はそれだけ利益があったという事の証明ですから、それが長期間続いていれば会社員と比べて極端に信用が低くなるという事もないと思います。

研修生
逆に考えると、独立した後で社会的信用を図る調査に合格したらいっちょ前っていえるかもしれませんね!

デメリットは確かにあるけど大体対策できる

というわけで、フリーランスによくあるデメリット7選の紹介でした。

改めてまとめると

フリーランスならではのデメリット7選
  1. 収入が不安定
  2. 社会保険料が全額負担になる
  3. 仕事とプライベートのメリハリがない
  4. スキルアップできる環境がない
  5. 孤独感がある
  6. 税務申告や経費の計算などをやらなければならない
  7. 社会的信用がない

こんなかんじです。いずれも対処法はあるから全く気にする必要はありません

ここまで読んだ方はわかると思いますが、フリーランスとしての独立直後などは注意した方がいいなどタイミングによっては気にしてほしいものはあるので、その点だけは押さえてくださいね。

フリーランスになりたいけど、周囲にこうした理由で止められている…という人は、参考にしてみてください。

研修生
確かにフリーランスのデメリットはありましたけど、どれも対処法があるってわかって安心しました!
先輩博士
対処法がない問題なんてのは通常の社会生活ではほとんどないからあんまり気にしなくていいぞ。それよりも、フリーランスになってから力量が試されるのは事前にわかっていなかったデメリットや問題に遭遇した時だ。
研修生
ネットで調べても個別の問題とかは限界ありますからね。思考停止せずに自分で考えて物事を判断していける能力がないと厳しいのは間違いないですよね。
先輩博士
そういうことだ。
フリーランスになるならどんなことにもうまく対処できるように、日々思考力・判断力・業務スキルを磨いておくようにしよう。

ということで、今回の解説は終わりたいと思います。

この記事の内容が、少しでもみなさんの役に立てばうれしいです!

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最後まで読んでいただきありがとうございましたー!またねー!

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのUIデザイナー。情報設計と構造整理が得意。制作会社の執行役員を経て独立。 現在は技術書執筆やYoutubeで活動中。デザイン、Youtube、株式投資、社会制度の話題が多めです。 拙著「誰でもつくれる!UIデザイン入門」発売中