2020年の資産運用の振り返りと得られた知見の共有

明けましておめでとうございます。
久しぶりの更新となりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

2020年はコロナウイルスの流行によって生活や仕事に大きな影響があった、まさに歴史的な年となりました。

先輩博士
私も3月中旬から、完全なテレワークに移行したぞ。

その大きな影響は資産運用においても、例外ではありません。

ということで、本日は2020年の資産運用の振り返りをしつつ、新たに得られた知見を共有していきたいと思います。

2020年の資産運用サマリー

2020年は投資金額を増やさずに現金比率を高める方針を取りました。

そんな中でも、2019年までに証券会社で運用していた資産は最終的に20%増の1014万円になりました。

投資していた内容は日本個別株、米国ETF、投資信託、インフラファンドの4種類です。年末時点では米国ETFはノーポジションになっています。

先輩博士
年間通してコロナ、アフリカの蝗害、米国大統領選挙とリスクいっぱいの1年だっただけに、プラスで終えることができてほっとしたぞ。

それでは、2020年の結果がなぜこのようになったのかを、具体的に振り返ってみましょう。

運用結果の要因分析

投資スタイルの変化

2019年までは値上がり益を狙った投資を行っていましたが、2020年は高配当株投資に切り替えました。
値上がり益を狙った取引は意思決定が難しく、常に相場が気になってしまうため少し落ち着いて投資したいと考えました。

2019年の投資結果は約20%のプラスでした【今年得た知見】

2019年12月10日

また、投資経験が浅い僕としては、自分に合った投資スタイルというものがまだ見つけられていないため、いろいろ試してみよう!という気持ちもありました。

先輩博士
結果的には、高配当株投資に切り替えたことが2020年を乗り切れた要因だったと思う。

高配当株投資では、配当利回りに引っ張られてクソ株を買うという事がないように気を付けていれば、ある程度安定した運用ができるので、個人的には堅実な資産形成にはちょうどいいかなぁ。という印象です。

買ってしまえばその後の値動きはさして気にならず(嘘です気にはなります)、たとえ含み損を抱えたとしても配当が下がらない限りは買った時の年間利回りは保証されるので、安心という感じです。

この安心感が、コロナの暴落時に狼狽売りをしなくて済んだ大きな要因だと思っています。

日本の個別株について

日本の個別株はコロナが流行した初動のタイミングで飲食業界の株を損切りしたほかは、常に買い向かう姿勢で積極的に配当銘柄を拾っていきました。

特に、今年は不動産株が夏前くらいまで軒並み下がっていたので、その間にサムティを購入。他の不動産株と違いホテルの比率が高くなく、マンション系の不動産が多かったのでそんなに客離れしないだろう。と見込んでの買いでした。

他には銀行、リース、情報通信、製造といったセクターを買いつつ、DXなどのテーマ的に期待が持てる銘柄もいくつか買いました。

ポートフォリオのセクターは分かれている方が堅実な運用ができると思うので、今後も分散を進めていきたいと思っています。

先輩博士
値下がっている時に購入するのは恐怖があるけれど、投資するタイミングも分散することでリスクを下げられるぞ。

米国株ETFについて

米国株はETFという株式銘柄の詰め合わせパックを購入していました。

購入したのはVGTとQQQですが、それぞれ高配当投資という趣旨とは異なっているので夏前くらいに購入して、9月くらい(だったかな?)の値上がりに合わせて売却しました。

個別株を選ぶのと違って、あまり頭を使わずに済むのですが米国大統領選挙が近かったこともあってノーポジションになりました。

振り返ると、年後半はワクチンの話題がでてかなり評価額がアップしたので、持っておけばよかったなぁ…という感想ですが、未来は誰にもわからないですからね。

マイナスになっていないだけ、当時の判断は妥当だったという事にしておきます。

先輩博士
高配当株投資は投資できる銘柄がポンポン出てこない。米国ETFはチャンスがあればまた買いたい投資対象だ。

投資信託について

2019年に引き続き、NISA枠で楽天・全世界株式インデックス・ファンド に毎月10万円ずつ積み立てています。

どこかで操作ミスをしてNISA枠で個別株を買ってしまったらしく、年間120万円つみたてることはできなかったのですが、コロナで暴落していた期間は購入できました。

こんな凡ミスある?という感じなのですが、投資口座の確認大切です。

先輩博士
ドルコスト平均法での投資は、暴落時に売らないことが鉄則だ。将来的に人類の経済が成長することを信じて、愚直に積み立てよう。

インフラファンドについて

今年になって、初めて存在を知ったインフラファンド。

REITのように、複数のインフラを保有しているファンドに投資して、その利益を分配金としてもらえるという仕組みです。

まだ、そんなに知名度が高くないようでしたが、REITのように知名度とともに評価額が上がっていくことが予想できたので口数は少ないですが購入してみました。

年利回りはだいたい6%くらいあるので、高配当株投資としては全体の利回りを引き上げてくれる存在になりそう。ポートフォリオの5%くらいをインフラファンドにしてもいいかなと思っています。

先輩博士
インフラファンドはそんなに数も多くないので、各ファンドを調査しやすいのが魅力的だ。株式だとスクリーニングしても50社くらい出てくることもあるので、その中から投資したい会社を探すのでも一苦労だ。

2021年の見込み配当額は34万円

現在、日本株とインフラファンドを合わせると投資額は約800万円ほどあります。ここから配当が年間34万円ほどもらえる予定なので、引き続きこの金額を使ってさらに株を購入していきたいと考えています。

2021年は元本もさらに上乗せしていきたいなーという感じで、2020年と比べると現金比率は減らす予定です。

高配当株投資は、買ってしまえば情勢に変化がない限りは配当金が入ってきて勝手にお金が増えていくので、自分の性格に合った投資方法だなぁと感じています(挑戦してみてよかった…!)。

先輩博士
配当金で投資をしなくても、年間の食費がかなり浮いたり、通信料や電気代が配当金で賄えると考えると考えると生活が楽になっていく実感がある。

2020年を通して投資で得られた知見

2020年はコロナで相場が荒れましたが、コロナによってリモートワークになり、時間に余裕ができたので勉強にも時間を使えるようになった1年でした。

僕はこの1年で相場を通じて以下のことを学びました。

  • 資金は移動して、ローテーションすること。
  • 債権の金利が上がると、株価が下がりやすいこと。
  • お金の価値が下がると現物資産が購入されること。
  • 資産所得を得る事で収入を上げつつ、時間を確保できること。
先輩博士
言われてみれば当たり前のことだが、知識として知っていることと体験や経験を通して理解しているのでは、雲泥の差があるぞ。

これらの学びの中でも、特に実感したのが「お金の価値が下がると、現物資産が購入される」というものです。

年末にかけてBitcoinの価格が大きく上昇したことを、知っている人も多いと思います。

これは、各国がコロナ禍によって大量の紙幣を刷ったことで、お金の価値が下がったために起きたことだと言われています。

野菜が大量に収穫されると、価値が下がって値段が安くなることは知られていますが、このような値動きはお金にも当てはまります。お金が大量に刷られて価値が下がると、野菜の値段が上がったりします。

これをインフレといいますが、インフレが起こるとゴールドなどの現物資産が買われます。2020年はデジタルゴールドといわれる、Bitcoinの年末の価格上昇が目立ちました(今も一時調整がありましたが上がり続けています)。

こうしたことが、相場に入っていたからこそ学ぶことができましたし、実際に目の当たりにして理解することができたのが大きな収穫だったと感じました。

そして、政策や環境によってインフレがいつ起こるかわからない以上、ただ貯金して財を貯めていても価値が目減りしていく可能性があることを実感できました。

こうした実感を得て、より着実な資産形成を行うためにも、2021年も引き続き相場に入り続けて学んでいきたいと思っています。

先輩博士
大きな金額を入れる必要はないけど、少額から資産運用を始めると知らなかったお金の仕組みを知るきっかけができるぞ。

欲に目がくらむのはよくないんだけれど、2021年はできたら年間配当金50万円めざしたいな~

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのUIデザイナー。情報設計と構造整理が得意。制作会社の執行役員を経て独立。 現在は技術書執筆やYoutubeで活動中。デザイン、Youtube、株式投資、社会制度の話題が多めです。 拙著「誰でもつくれる!UIデザイン入門」発売中