ゴム製品のベタベタを簡単に取り除く方法3選!ワコムのペンタブで試してみたよ

ペンタブレットのグリップやリモコンのボタン、スマートフォンのケースや傘の柄(持ち手)など、いざ使おうと思った時にゴム製品のベタベタに悩まされたことはありませんか?
今回はそういったゴムのベタつきを簡単に解消する方法を3つご紹介します。

というのも、僕自身がコミケの原稿をやろうとした時に、ペンタブのゴム部分がベタベタしてしまっていて集中できなかったり、ベタベタの除去に無駄な時間がかかってしまった経験があります。
無事に解消できたので、同じ悩みを持つ人がもしこのページを見てくれれば、サクッと解決策がわかるようにしておこうと思いました。

ゴム製品のベタベタを解消する方法3選

それではさっそく、ベタつきを解消する方法を3つご紹介します。
この3つの方法はそれぞれ道具が必要ですが、どのご家庭にもどれかは家にあると思うので家にあるものでまずは試してみてくださいね。

注意
紹介する方法以外にも「消しゴムでこする」とか「ベビーパウダーを付ける」といった方法もあるのですが、ものによっては表面が白っぽくなったり、手触りが変わる可能性があるなど、デメリットが大きいのでお勧めしません。

方法1 エタノールで拭き取る

僕が試した中でもっともおすすめなのが、エタノールでふき取る手法です。
後で紹介する2つの方法よりも、ずっと簡単で手軽なのがおすすめの理由です。

やり方は簡単で、エタノールを付けた布やティッシュでベタベタする場所をふき取るだけです。
ティッシュでやれば使い終わったら捨てるだけなので楽でいいですね。
エタノールなんて普通の家庭にないよ!と思うかもしれませんが、アルコール消毒用のビオレとかがあればそれでOKです。

わざわざゴムのベタベタを取るために道具を用意するのは嫌だなぁ…という人も、エタノールであれば冬場に手の消毒としても使えますし、無駄にならなくていいんじゃないでしょうか。
経済的で手軽、そして面倒がない!ということで、個人的にイチオシの方法です。

さらに楽に対処したい人は、エタノール付きのウェットティッシュを用意しておきましょう。
必要な枚数出して、使って捨てるだけなので最高に楽になりますよ。
こちらも用意しておくとキーボードを拭き掃除したりと、汚れがたまりやすいところの掃除に使うこともできるので無駄がありません。

方法2 重曹を溶かした水に浸ける

個人的には面倒くさい方法なのであまりオススメではないのですが、ベタベタを除去するという点では結構効果があるので紹介しておきます。

料理や掃除で活躍する重曹という粉があるのですが、これを溶かした水にベタベタするものをつけるという方法です。
少量の重曹を溶かしたぬるま湯に半日~1日浸けるだけなので、楽といえば楽です。重曹を水に溶かすのが面倒くさいですが…。

とはいえこの方法、1点大きなメリットがあります。それが、複数のベタベタアイテムを一気にきれいにできるということ。水に入れておくだけなので、複数個入れようが関係ないですよね。
複数アイテムがあって、ひとつひとつきれいにするのは面倒だなぁ…という時にはおすすめの方法です。

また、ベタベタになってしまった製品を早く使いたいときや、水に浸けることができないもの(電子機器とか)は、使い古した歯ブラシなどに重曹水を付けてこするのもOKですよ。

方法3 ハンドクリームを塗る

前の2つの方法と比べると、ベタベタを除去するというよりもベタつきを気にならなくするという方法です。
どんな方法であれ、ベタベタが取れればいいよ!って人はこの方法でも問題ありません。
エタノールも重曹もないよ!という人はこの方法を試してみてください。

やり方は簡単で、指先にハンドクリームを少量取って、ベタベタする部分に塗るだけ。
縦に、横にいろんな方向からクリームを刷り込ませるように塗ってみてください。塗り終わったら乾いた布で余分なクリームを拭き取って完了です。

僕は普段、家に常備してあるニベアのハンドクリームを利用していますが、おそらくよほど変な成分が入ってなければ他のハンドクリームでも大丈夫だと思います。
ただ、ニベア以外を利用する際は一応自己責任でお願いします。

ハンドクリーム(ニベア)を塗って対処してみた

ゴム部分がベタベタになったペンタブ
はい、それでは実際にベタベタに対処してみたレポートです。
写真はピンボケしちゃっていますが、ベタベタになった問題のペンタブです。

いろんな方法を試したことがありますが、今回は記事用にニベアを塗って試したレポートになります。前述の2つの方法でも取れるので好きな方法でやってみてください。

ベタベタのゴム部分にハンドクリームを塗る
ハンドクリームを少量取り出してゴム部分にまんべんなく塗り込んでいきます。
ちょっとしつこいくらいに塗り込んでいきました。
塗りこんでいくと徐々に滑らかな手触りに代わっていくので、そこまでいけば塗りこみは完了です。

ベタベタが抑えられきれいになりました
余分なクリームを拭き取ると、こんな感じになります。
結構きれいになりましたね!手触りもベタベタではなくなりました。

そもそもベタベタにならないようにする方法

ベタベタが起こるのはゴムが劣化する「加水分解」が原因

ベタベタした時の対処方法は分かりましたが、そもそもベタベタにならない方法を紹介していきます。
まずは、ベタベタになる原因を理解しておきましょう。

ベタベタは「加水分解」という科学反応によって起こっています。
wikipediaさんを見てみましょう。

加水分解(かすいぶんかい、hydrolysis)とは、反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のことである。このとき水分子 (H2O) は、生成物の上で H(プロトン成分)と OH(水酸化物成分)とに分割して取り込まれる。反応形式に従った分類により、加水分解にはいろいろな種類の反応が含まれる。
出典:wikipedia

ということで、超ざっくりな理解だと、ゴムが水に反応して分解してしまうということらしいです。
湿度の高い日本では、この化学反応から逃れるのは困難そうですが、できる限り加水分解が起こらないようにする方法を書いていきます。

定期的に使用する

よく考えてください。ベタベタになってしまうのって普段使っていないものばかりじゃないですか?
久しぶりに使おうと思ったら、ベタベタしていて困った…ということがほとんどですよね。

ということで、ゴムでできている部分に圧力をかけることで、加水分解を遅らせることができます。

原理は正直に言うと僕もよくわかっていないのですが、使用して圧力が加わるとゴムの内部に水分が入る余地が少なくなるのかもと思っています。
ペンタブなら定期的に絵をかきましょう。スニーカーなら定期的にはいて散歩しましょう。という感じですかね。

風通しの良いところで保管する

湿度の高いところに保管すると加水分解が進みやすいので、風通しのいいところに保管して、湿気から遠ざけてあげましょう。
風通しのいいところでの保管が難しい場合は、定期的に空気の入れ替えをしてあげるとよいと思います。

保管場所の湿度を低下させる

保管場所の湿度を下げるのも手段のひとつです。
エアコンを常時「除湿」でかけておくのは大変ですが、以下のようなアイテムを利用すると安価に対応できますよ。

まとめ

ベタベタになってしまったゴム製品はきれいにできます!
重曹のぬるま湯に浸けるのが一番きれいになりますが、面倒であればエタノールでふき取りましょう。
重曹もエタノールもない場合は、ハンドクリームを刷り込むとベタベタは気にならなくなります。
ベタベタにしないために、定期的に使ったり風通しのいい湿度のないところで保管する。という感じです。

僕も大切なものを長く使い続けられるように、ベタベタに気を付けて使用していきたいなと思いました。

みなさんのベタベタも無事に取れることを祈っています!
では。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのUIデザイナー。情報設計と構造整理が得意。制作会社の執行役員を経て独立。 現在は技術書執筆やYoutubeで活動中。デザイン、Youtube、株式投資、社会制度の話題が多めです。 拙著「誰でもつくれる!UIデザイン入門」発売中